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痛風男の備忘録
怪異譚に憑りつかれた、或る男の半生を綴ります。
『オカルト談義』 其之七
ちょうど一週間前の話。

渋幕時代の旧友であるK村氏と、
久し振りに本八幡で盃を交わした。

やがて話は、
最近の‟怪談事情”に移っていった。


所謂『創作怪談』の問題点。

プロットの弱さや矛盾点・・・等、
K村氏は、ズバズバと“痛い所”を
衝いていったのであった。


そして、
一人の語り部が抱える噺の限界点について。

これだけ怪談師が溢れ返る現代に於いて、
個人の“持ちネタ”を蒐集するのにも、
人一倍の苦労があると思われる。


そんな中で一つの体験談は、
単なる消耗品なのだろうか?

私は怪異譚が持つ一番の怖ろしさは、
その噺自体が、
人々の記憶から忘れ去られる事だと思う。


(怪談師が)競合するのは悪いとは言わない。
常に新作を追い求めるのも良いだろう。

然し、些細な出来事の裏に隠された“怪異”を、
どうか忘れないで欲しいと切に願う。


そして如何やらK村氏は、
私の人形に纏わる体験談に、
非常に興味があるようだった。

敢えて此処にリンクは貼らないが、
私自身が(未だに)最も恐れている噺である。

次回の『オカルト談義』にて、
是に関して何か進展があるかもしれない。

乞うご期待。


そんな感じで、久し振りの旧友との再会は、
微妙な盛り上がりを見せ、お開きとなった。

本日は此処まで。
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