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痛風男の備忘録
怪異譚に憑りつかれた、或る男の半生を綴ります。
伝染る悪夢
或る時、
オカルトを全否定する父親が、
奇妙な話をし始めた。

こんな夢を見たそうである。

『菩提寺を訪れた際、
出口が見つからず、
延々と墓場を彷徨う。』


父は
『あんな怖ろしい夢は見た事が無い。』

と神妙な顔つきで、
家族に話をしてくれた。


それから暫くして、
今度は私が、
父が見た夢と同じ夢を見た。

順を追うように、
最終的には家族全員が、
墓場を彷徨う夢を見た。


特に菩提寺から
連絡がある訳でも無く、

“夢は夢の儘”だったが、
不思議な事も或る物だと、

家族全員で話し合った
出来事だった。
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