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痛風男の備忘録
怪異譚に憑りつかれた、或る男の半生を綴ります。
『オカルト談義』 其之三
昨日、中学時代の同期K村氏と呑んだ。

彼も怪異譚を好むので、
話は自然とそちらへ向いた。


彼の話で興味深かったのは、
沖縄地方の怪異譚であった。

特に『ユタ』の話題は、
中々面白いものがあった。


『ユタ』は
所謂シャーマニズムに基づくもので、
東北地方の『イタコ』とも通ずるものがある。

幼い内からその能力に闌けた女子は、
師匠の許で修行を積んで、
やがて独り立ちする訳だが、
その境遇は決して良好とは言えなかった。


今でこそ口寄せ巫女は、
一つの民俗文化として確立しているが、
その歴史は波乱万丈だったと聞いている。

特に沖縄や東北では、
“穢れ”に対する差別が顕著で、
『ユタ』や『イタコ』は、
裏社会の象徴のような位置付けだった。


これだけ科学文明が進んだ現代でも、
その様な文化が生き残っているのは、
常識では解明出来ない事柄が、
事実として存在する事を意味する。

私も一度診て貰いたい気もするが、
互いの“霊感”が引き合って、
大変な事態に為り兼ねないので、
敬遠している状況である。


K村氏から聴いた話を肴に酒が進んだが、

それは裏社会に足を踏み入れる事になるので、
自重したいと思いつつ、
愉しいひと時を過ごした訳である。
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